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2024.06.14

【多様性をチカラに】 学び続ける情熱が 会社と世の中に貢献する|営業企画部 手束達也


多様性をチカラに変えるノーブルホームの人々を紹介するシリーズ
今回、仕事への思いをうかがったのは、ノーブルホールディングスのグループ企業である丸和住宅出身の手束さん。営業企画部やマーケティング部での経験を経て、経営統合をきっかけにノーブルホームへ。幅広い部署におけるプロモーション業務に携わっている。


好奇心が学びを加速 業務効率化や作業自動化にチャレンジ

大学を卒業し、新卒でノーブルホールディングスのグループ企業である丸和住宅へ入社しました。
映画を観るのが好きだったので、映像制作の仕事にも興味があったのですが、「みんなで一つの物をつくる」という意味で住宅も同じだと思い、住宅業界へ進むことにしたという経緯です。

最初は総務部に配属され、請求書チェックや顧客管理などをしていました。
ExcelやWordなどの基礎スキルを身につけたのはその時期です。
当時は顧客管理をするにも台帳のようなものしかなくて非常に不便だったので、データベース化やマクロによる作業自動化なども自主的に行っていました。

元々そういう知識があったわけではないので、何か良い解決方法がないかなと思ったら一つひとつ検索をして、分からない言葉があれば調べて、実際に試してみることの繰り返しです。
iPhoneがアメリカで発売されたニュースを聞いて、日本に上陸したらいち早く購入しようと決めていたほど先端技術には好奇心旺盛なタイプなので、自分なりに工夫して業務の効率化に結びつけていく作業も楽しみながら行っていました。

学びながら成長する楽しさ 制作やマーケティングのスキルで世界を広げる

営業企画部の立ち上げメンバーに選ばれたのは、総務部で約7ヶ月過ごした頃です。

当時、ホームページビルダーというソフトが売られていたのですが、個人的に興味があり、家のパソコンでホームページ制作に挑戦していました。
そんな時、会社のホームページの更新スピードが追いついていないという話や、営業企画部の人手不足を耳にして、自分から「ホームページなら作ってみたことがあります」と話をしてみたところ、「それならやってみてほしい」と異動が決まりました。

当初は3人くらいしかいない部署で、いわゆる「何でも屋」。ホームページやチラシを制作したりイベントを開催したりと、さまざまな宣伝活動に関わりました。

ホームページ制作といっても趣味レベルだったので、イラストレーターやフォトショップなどのツールについては、働きながら独学で知識を増やしていきました。
やはり自分の出来ることがどんどん増えていくと充実感もありますし、ますます探究心が刺激されます。

当時の上司は何でも私たちに任せてくれる姿勢で、「自分たちでアイデアを出して、企画を作って、実行する」という経験を沢山させてもらいました。
とてもフレンドリーな上司で、頭ごなしに怒らず諭してくれて、何か出来ると褒めてくれる。そんな上司と長く一緒に仕事ができたので、達成感を持ちながら仕事を楽しむことを知りました。
実際にお客様が喜ぶ姿を目の前で見れたり、沢山集客ができて社員から喜ばれたりと、周囲の役に立てている実感が得られたのもよかったです。

その後、販促ツールの制作だけでなく、売る仕組みをつくらなければならないということで、営業企画部からマーケティング部という名称へ。
それまでの「制作」という役割だけでなく、「マーケター」という役割も求められるようになりました。
最初は良いアイデアが出ても自分の中で「これって作るのが大変だな」と制作視点でストッパーがかかってしまい苦労しましたが、マーケティングや広告運用について学ぶのも楽しかったです。

自分の「好き」で身近な人の役に立ち、 100年後の世の中を少しでも良くしたい

丸和住宅で15〜6年ほど勤務し、今働いているのはノーブルホームの営業企画。
最初は丸和住宅とノーブルホームの経営統合に向けたシステム統一のために来ていて、正式にノーブルホームへ移ったのは1年ほど前のことです。
具体的な業務内容はパンフレットやチラシの制作、Web広告などで、プロモーション関係の業務を部署関係なく行っています。

ノーブルホームの人たちは本当に優しいので自然と馴染めましたし、環境が変わっても「自分の力をどう活かせるのか?」を考えて動くことに変わりはありません。
一番楽しいのは自分の知らないことを勉強しているとき。出来ないことが出来るようになることに喜びを感じるので、今後も納得いくまで学び続けるのだと思います。

今までの仕事で実感したのは、自分一人でできることは限られていても、各分野のプロフェッショナルが協力すれば1+1=2以上に大きなことができ、人に感動を与えられるということ。
だから自ら学んで行動したことが、部署を超えて誰かの役に立ち、仲間のためになることが、何よりのモチベーションになっています。

元々ムダな時間が嫌いな性分もあって色んなことを調べているのですが、自分がスキルを身につけることで、誰かの役に立つことが大好きです。
その結果として、自分の勤めている会社が、100年後の世界を少しでもよくしていればいいなと思っています。

自分の得意分野で、若手社員が活躍できる場をつくりたい

今一番に取り組みたいと思っているのが、若手社員が存分に力を発揮できる環境づくりです。
現代は良い意味でも悪い意味でも働ける時間が限られていて、夜遅くまで残業する時代ではありません。
しかし最前線でお客様と向き合っている社員としては「お客様により良い提案をしたい」という思いもあり、時間制限との間で葛藤があるのではないでしょうか。

私自身はバックオフィスで働く社員ですが、システム構築による効率化という得意分野を使って、前線で戦う若手社員の働きやすさに貢献できるのではないかと考えています。
残業を減らして、みんなで定時に退社して、さらに成果も出せる。
そんな環境づくりをしていくことで後輩たちの役に立ち、間接的にでも世の中に貢献していければと思っています。