多様性をチカラに変えるノーブルホームの人々を紹介するシリーズ
今回、仕事への想いについてインタビューしたのは、ノーブルホームの花形職であるインテリアコーディネーターの木下さん。新卒で入社してから今までインテリアコーディネーターとして働き続け、現在のノーブルホームのインテリアコーディネーター文化の礎を築いてきました。
ノーブルホームのインテリアコーディネーター文化の礎を築く
ノーブルホームに新卒で入社してからずっと、インテリアコーディネーターの仕事を続けています。
父が住宅設計の仕事をしていたこともあり、小さい頃から建築の世界やクリエイティブな仕事に憧れを抱いていました。
その頃は今と違ってインテリアコーディネーターという職種を知らない方も多い時代でしたが、「きっとおしゃれで素敵な仕事だろう」とワクワクしながら入社したのを覚えています。
入社当時は新卒一期生として、専門知識の必要なインテリアコーディネーターの業務は手探り状態。
先輩社員に同行させてもらいながら、建築の知識やお客様との打ち合わせの進め方など一生懸命に仕事を覚えました。
入社から半年後には一人前のインテリアコーディネーターとして新店舗のオープンに携わり、6年目には総合展示場のコーディネートを任されることに。
大変なこともありましたが、お客様の想いをカタチにする喜びや、インテリアコーディネートの無限の可能性や面白さを存分に味わってきました。
また、入社当時はショールーム勤務のスタッフも少なく、インテリアに関する業務だけでなく、備品発注、新規来場のお客様接客、DM作成など、さまざまな業務を担っていました。
そんなインテリアコーディネーターが、今となってはノーブルホームの中でも存在感を増し、花形職のひとつに。
お客様専属のインテリアコーディネーターがついて注文住宅の内外装をトータルコーディネートすることが会社のセールスポイントにもなり、とても嬉しく思っています。
メンバーの一人ひとりが輝ける環境をつくりたい
インテリアコーディネート課全体のメンバーをマネジメントする立場になったのは入社6年目。
10名いなかったインテリアコーディネーターも、今では30名を超える大所帯に。業績管理や働きやすい環境づくりなども行うようになりました。
お客様に責任を持って対応するのはもちろんですが、それと同時に後輩たちには“インテリアコーディネーター”という仕事の素晴らしさを感じてもらいたいと思っています。
産休・育休から復帰したメンバーが柔軟に働ける環境をつくったり、直接お客様と関わらない仕事内容になってもインテリアコーディネーターのキャリアを活かせる仕事をつくったり。
みんなが働きやすくて、楽しく仕事ができるのが一番大事だと思い、工夫を重ねています。
毎年行っている課内のメンバー表彰や、色々なカテゴリの中でみんなが憧れるコーディネートや創意工夫がなされている提案を表彰するベストコーディネート賞の企画などもそのうちの一つです。
ノーブルホームでインテリアコーディネーターとして楽しく働きたい方にはそれを実現させてあげたいし、違う仕事にチャレンジしたいと思う人がいればそれも応援をする。
会社には多様な考えを持った人がいるので、その人自身が思い描いている姿に近づけるように全力でサポートすることが、私の仕事のひとつだと思っています。
インテリアコーディネーターの仕事を愛している。だから私は現場に立ち続ける
会社からは「現場に立つインテリアコーディネーターの仕事をやめて、マネジメントに専念しないか」と提案されたことも。
でもそれは私にとって心苦しい選択で、「どちらも責任を持ってやるので、インテリアコーディネーターの仕事はやらせてください」とお願いしました。
なぜなら、“インテリアコーディネーターである”ということが、私のアイデンティティでもあると感じているからです。
自分の感性を活かして、お客様の理想の暮らしを叶えること。
新しい情報や商品、素材と出会って、新しいコーディネートに挑戦し続けること。
それが何よりも楽しくて、やめられないのです。
もし大好きなインテリアの仕事を離れてしまったら、きっとバランスが取れなくなってしまうでしょう。
ほとんどの人が人生で一度しかない家づくりを、私たちインテリアコーディネーターは何百回、何千回も経験できる。
お客様のこだわりを実現するために知恵を絞り、提案し、カタチにしていく。
今後もずっと“インテリアコーディネーター”として、クリエイティブな世界に関わり続けていきたいと思っています。
日常に転がる発見や感動が一流インテリアコーディネーターとしての世界を広げる
お客様に喜んでいただける一流インテリアコーディネーターでいるためには、センスと感度を磨き続けることが不可欠です。
美しいもの、美味しいもの、居心地の良い空間……日常のあらゆるシーンで感じたことを、お客様の提案に活かせるのではないかと、気がつくと常に考えをめぐらせている自分がいます。
そう考えると、私の人生のほとんどの経験が、今のインテリアコーディネーターとしての仕事につながっているのかもしれません。
子どもの頃から現在まで興味を持って常に集めているたくさんの「点」が、ふとした瞬間に「線」として結びつき、お客様への提案に活かされる。
その瞬間がたまらなく好きなんです。
小学生の頃は、珍しいフルーツを見つけると、おこづかいで買って食べてみるのが趣味でした。
中学時代には紅茶に凝ってお茶会を開いたり、大学時代にはおしゃれな映画のチラシを集めたり。
水戸芸術館がオープンしてからは現代アートの世界の面白さを知り、企画展が変わるたびに父と足を運んだものです。
自分が経験したことのない世界へ飛び込むワクワク感が、私の好奇心を刺激しつづけてきました。
だから休日の過ごし方も、すべてがインスピレーションの源。
世界にあふれる色々なモノから、自分の感性に響くモノを見つけ、日々の発見を楽しむことが、一流インテリアコーディネートの世界にもつながっているのだと実感します。
インテリアコーディネーターへの憧れを次世代へ。これからも挑戦し続けたい
これまでの人生を振り返ってみると、私はノーブルホームでインテリアコーディネーターとして働けてとても恵まれていたのだと実感します。
たくさんの素敵なお客様と出会わせて頂けたし、上司には成長の機会を与えてもらい、そして今は頼もしいメンバーに囲まれている。
メンバー一人ひとりが、どんな仕事に対しても責任を持って取り組んでいるので、自分だけががんばりすぎることなく、安心して仕事を任せることができます。
これからもインテリアコーディネーターという職業が、お客様にとって、そして会社にとって必要不可欠な存在であり続けられるよう尽力したいと思います。
憧れの職業としてさらに輝きを増すように、私自身もインテリアコーディネーターとしての挑戦を止めることなく、できる限りのことをしていくつもりです。
同時にノーブルホームで働く人たちみんなが活き活きと働けるよう最大限のサポートをしていくことで、“ノーブルホームのインテリアコーディネーター”という文化がより豊かなものになり一流のコーディネーターがいる会社と認知されることを願っています。