第四回目となる松尾設計室×ノーブルホームの研修が7月29日にヒロサワシティにて行われました。
かっこいいデザインとは?
建物のかっこいいデザインとは何でしょうか?
見た目を判断する感覚は、人それぞれ異なりますが多くの方が「これはかっこいい」「これはかっこよくない」と思えるデザインはあります。
かっこいいデザインには、ある程度ルールが存在していて、そのルールを守っていればかっこよく見えますし、
逆にルールに沿っていないものはかっこよく見えないものです。
つまりある程度、デザイン性においても性能と同じように計算やルールなどからつくれるものなんです。
例えば、外壁の張り分けもボックスをつくるように計画的に配置をしてみたり、
凹凸をつかって立体的に見せたりと手法は様々です。
昔から言われる黄金比率を引用することもあります。
こういった手法を知っているかどうか、またどうやって使うかという点が大切なので
今回の研修ではその手法を主に学びました。
パッシブデザイン手法とゾーニングの練習
デザインは見た目だけのものでありません。
建物が持つ性能を上げることも「暮らしのデザイン」です。
パッシブデザインといわれる手法で、例えば夏の日射は遮ることで涼しく暮らせ、
冬は反対に日射を取り入れられるように計算をして庇をつくるというのもその手法の1つです。
太陽光や風などの自然エネルギーを最大限活用できるようにプランニングするのもデザインです。
そうすることで日々の光熱費が多く削減できたり、健康に暮らせたりと家を考えるには非常に大切な要素なのです。
今回の演習では、そういったパッシブデザインや、ゾーニング計画などを含めた勉強を行いました。
難しい条件において、隣家の影の影響を計算しプランニングをする練習などを行いました。
こういった練習の積み重ねをすることで、お客様がご相談に来たときに、敷地条件や状況にあわせて最適なご提案をできるようにする為です。
今後もより良い住まいを、より良い暮らしをご提供できるよう頑張ってまいりますので
是非ともご期待ください!