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2024.01.31

【多様性をチカラに】50代から新しい仕事に挑戦して人生をひらく/山本夏恵–


多様性をチカラに変えるノーブルホームの人々を紹介するシリーズ
今回はノーブルホームに営業事務として入社し、6年前に新しくチャレンジした不動産営業の場でお客様から高い評価を受ける山本夏恵が、仕事への想いを語りました。


週3回のパートでランチ代を稼ぐ暮らしから49歳でフルタイム正社員へ

ノーブルホームに入社する前は、別の不動産会社でパートをしていました。
その頃は「週3回のパートでランチ代を稼いで、残りの日はママ友と自由にランチに行きたいな」くらいの気持ちでしたね。

ところが子供の大学進学が見えてきたとき「これからはお金もかかるし、フルで働かなきゃ!」と急に現実が見えたんです。
最初の会社で「住宅に携わりたい」という気持ちが芽生えたことから、フルタイムで働ける別の不動産会社に転職しました。

「ノーブルホームにこない?」と誘っていただいたのは、その会社で接客をしていたときのこと。
当時、私は49歳だったので「正社員として雇ってもらえるのは、これが最後かもしれない」という思いもあって、営業事務として入社することになりました。

80歳まで現役でいたいから
営業事務と不動産営業の二足のわらじを履く

ノーブルホームでの営業事務の仕事はすごく楽しくて「天職だな」と感じていました。

前職で不動産会社にいた私に「どこか良い土地ない?」なんて声もかけていただけて。
「私でも役に立てるんだな。このまま80歳くらいまでずっと働きたいな」と思うようになりました。

でもそのまま働きつづけるだけだと、いずれは「定年退職」を迎えてしまいます。
定年を迎えずに働きつづける方法はないかと考えて、「不動産営業は年齢を重ねたほうがハクがつく職種なのではないか?」と思い至ったんです。
そこで営業事務+不動産営業という、二足のわらじを履かせていただくことになりました。

新しい営業事務の方が入社してからは、不動産営業の仕事に注力しています。

誰かの希望の星になりたい!50代でチャレンジした宅建の試験

不動産営業として土地を紹介しているだけでは満足できない。そこで新たにチャレンジしたのが、宅建の試験です。

1回目、2回目の試験に落ちて、やっと合格したのは3回目の試験でした。

当時は営業事務もしていたので、私が希望の星になろうと思ったんです。
「事務でも、50歳すぎてからでも、こんなに何回もめげずに試験を受けるんだよ」って誰かの後押しができたらと試験を受けつづけました。

合格したらプロフィールにも「宅地建物取引士」と書いてもらえて、とても嬉しかったです。
お客様の信頼にもつながりますし、がんばって資格を取ってよかったなと感じています。

自己肯定感を満たせる職場が前向きに行動できる私にしてくれた

私の場合はもともと「世の中に貢献するんだ!」と難しいことを考えて入社したわけではありません。

でも、私と合いそうなノーブルホームという場所を見つけて、「ここにいてもいいんだ」という自己肯定感をもつことができました。
そこで様々なチャレンジをすることで、「私も貢献できてるな」という自己効力感にもつながりました。

ノーブルホームに入社しなければ、こんなにも「自分のため、誰かのため」と積極的に行動できる自分にはなれなかったかもしれません。

若者にも同世代にも勇気を与えられる存在でいたい

ノーブルホームでは多様性をもったスタッフが、それぞれの個性や能力を発揮しながら活躍しています。
そのほとんどが、私よりもずいぶんと若い人たちです。

私はもうお母さんの年代、そのうちおばあちゃんの年代になるわけですね。
だから自分はうんと丸くなって、いろんな多様性をもったスタッフを包み込むような存在になりたいです。

そしてこの先も年齢を重ねれば、自分や親の調子が悪くなってくるなど、いろいろあるはず。
そんなときでも「あなたに来て欲しい」と言われる自分でいられるよう、今後も学びつづけたいです。

そうすることで若い世代に勇気を与え、同世代のモチベーションを上げられるような存在になれればと思っています。