ノーブルホーム30周年イベント参加者インタビュー
ノーブルホームのIC企画課で、建売住宅のインテリアコーディネーターとして働く黒田真里。ノーブルホームの新ブランドについてどのように感じ、ノーブル人としてどのように体現していきたいのか語りました。
インテリアコーディネーターとして重要なのは学び続けること
新卒でインテリアコーディネーターとして、ノーブルホームに入社しました。
最初の7年間は注文住宅を担当して、子供を2人出産するために少しブランクがあってから、建売住宅のコーディネーターとして復帰して6年ほどになります。
ノーブルホームが30周年を迎えるにあたってリブランディングをすると聞いたとき、最初に湧いてきたのはポジティブな気持ちです。
私が入社した時から何百人と社員が増えているので、昔ながらのやり方を続けていくのは難しいだろうなと。人数が増えるとともに、刷新していかなければならない部分はあると感じました。
以前は「会社のつくった文化に属している」という意識がありましたが、リブランディングをきっかけに「会社の文化は自分たちでつくるものだ」とがらっと意識が変わった実感があります。
特にインテリアコーディネーターとしてこれから大事にしたいと思っているのが、会社の理念である「暮らしをひらく」にある「啓く=学び」です。
長く愛されるデザインの理由を「言語化」する
インテリアコーディネートの世界には流行り廃りがありますが、そんな中でも必ず「長年愛される物」が存在します。
それがなぜ長く愛されているのか、なぜ素敵なのか、なぜ心地いいと感じるのか……。
その理由を言語化する力が、私たちコーディネーターには必要です。「なんとなくカッコイイ」ではなく「〇〇だから良い」と表現をするのは、意外と難しいんですよ。
ですからロングセラーの家具、街で見つけたファッションブランド、テレビから流れてくるCM。素敵だと思った物たちを動画や写真に残して、分析することを習慣にしています。
何十年と住み続ける家。単にその時の流行を追うだけでは、長く愛すことはできません。
住み手の想いに寄り添いながら、インテリアの専門家としてのアイデアを提案する。そしてそのイメージを的確な言葉で伝える。そういった訓練を継続するつもりです。
働くママもキャリアアップを諦める必要はない
私が今手がけている建売住宅の場合、どこの会社でもずっと同じようなコーディネートを淡々と続けてしまいがちです。しかしノーブルホームでは、それだけに留めたくない。
ノーブルホームの建売住宅でしか手に入らないものを作り上げていきたいです。
今は7歳と4歳の子供がいて時短勤務なので時間的な制約はありますが、その中でただ漫然と仕事をこなしてるだけでは、大した喜びは得られません。自分なりに工夫しながら、最大限に力を発揮していきたいと思っています。
時にはショールームと展示場を並行して進めなければならないような局面もあって、プレッシャーも大きかったのですが、完成したときの達成感も格別でした。
これからは自ら学び、成長して、社会に貢献していく。そして仕事に邁進するなかで、子供たちにも「一つのことに集中して取り組む姿」を見せられたらいいなと思っています。